白うさぎ治療院の由来

白うさぎ治療院 その名前の由来は…

 

多くの患者様から「なぜ白うさぎ治療院なんですか?」とのご質問を頂戴します。

 

その由来は、鳥取県鳥取市白兎(はくと)に鎮座する、日本神話「因幡の白うさぎ」縁の地でもある「白兎神社」にあります。

 

白兎神社 鳥居

神話「因幡の白うさぎ」

大国主命(おおくにぬしのみこと)は、兄弟と一緒に因幡の国へ行く途中、毛をはがされたうさぎに出会いました。

いじわるな兄弟は、「海の水で体を洗い、風の吹く高い山のてっぺんでかわかしたらいい」とうさぎに言いました。言われたとおりにやってみると、体がひりひりとしみ、その痛いこと痛いこと。

そこへ通りかかった大国主命は、うさぎにやさしく声をかけました。うさぎは、「私はおきの島からなんとか因幡の地へ渡りたいと考え、ワニザメをだまし、その背を踏んでやってきたのですが、それがばれて毛をむしりとられました。あなたの兄弟の言うとうおりにしたら、今度は体中が痛くて苦しいのです」と答えました。

大国主命は、「早く真水で体を洗い、ガマの穂をつけてごらん」といい、うさぎは言われるとおりにしました。するとうさぎは、元のきれいな姿に戻ることができました。

その後、助けられたうさぎは大国主命に、神代の美女「八上姫」と結ばれると言い、うさぎの言うとおりになりました。

出典:公益社団法人 鳥取県観光連盟

白兎海岸を見下ろす丘に鎮座する神社の境内には、因幡の白うさぎが体を洗ったと伝えられる御身洗(みたらし)池があります。白うさぎが大国主命と八上姫との婚姻を取り持ったことから、縁結びの神様として信仰されているほか、大国主命が白うさぎの傷を治したことから、日本の医療・動物医療の発祥地とも言われています。

 

白兎神社 白兎海岸

 

医療の道を志した初心を忘れず「患者様に寄り添った治療を提供したい」との思いより、白うさぎ治療院のお名前を頂きました。

 

しかも、白兎神社の宮司は妻の伯父でもあり、縁結びの効果は大きいと驚いております。

■白兎神社

 

白兎神社 拝殿

 

古事記や日本書記に記される由緒明らかな神社で、大兎大明神、あるいは兎の宮白兎大明神といわれています。神話の舞台の場所といわれています。

皮膚病、やけどに効く神社として信仰されてきましたが、最近は、神話に登場する大国主と八上姫ゆかりの縁結びの神様として人気です。

 

◆所在地 鳥取県鳥取市白兎603

◆問合せ 社務所/0857-59-0047(9:00-16:00)

出典:公益社団法人 鳥取県観光連盟